Silverlight2のランタイムがWindowsUpdateで勝手にSilverlight3になってしまうのが困る
Silverlightの設定で、自動更新しないってオプションにチェックしていてもなっちゃう。
Silverlight2でビルドしたアプリをSilverlight3のランタイムで動かすと動作が変わる。
MSDNに差分情報が載っている。
既存の JavaScript Silverlight 2 アプリケーションを確実に Silverlight 3 で動作させる
こうして見ると、Silverlight2にはずいぶんバグがあったことがわかる。
Silverlight2のベータ版のころから開発をしてきて、Silverlight2のランタイムでテストをしてきたのに、Silverlight2のランタイムがWindowsUpdateで勝手にSilverlight3になってしまうのが困る。
企業向けのアプリだから、企業でSilverlight2のランタイムが入ったマシンで動く前提だったのに。
おかげでSilverlight3のランタイム上でもテストをしなくちゃいけなくなった。
Silverlight2のバグがSilverlight3で直っているけど、Silverlight2のランタイムには反映されない。Silverlight3を入れてくださいってこと。でも完全に同じ動作をする訳じゃない。
Silverlight2SDKでコンパイルすると、Silverlight2とSilverlight3のランタイム上で動作する。
ただし、完全に同じ動作ではない。普通に使えば同じかもしれないけど業務アプリだと深刻な違いになるかも?
Silverlight3のランタイム上だと「互換捻出モード」で動作する。捻出って名前が面白い。けど笑ってられない。なんかフォントとか変わってない?ComboBoxの動作とか結構変わってる。
Silverlight3SDKでコンパイルすると、Silverlight3のランタイム上でしか動作しない。
すでにSilverlight2のランタイムを入れてもらって、他のアプリに影響がないか調査してもらってるので、今更Silverlight3のランタイムにしてっていうのは難しいこともある。